キャスター・ホイールのお手入れ

以下のような場合、キャスター・ホイールをお手入れしてください。

  • キャスターやホイールの動きが悪い場合・異音がする場合
  • LOVOTがネストに戻れないことが続く場合


お手入れの手順

  1. センサーホーンにあるモード切替スイッチを回し、お着替えモードにします。
    お着替えモードになると、目にお着替えモードのアイコンが表示され、ホイール・キャスターを格納します。指を挟まないようにご注意ください。
    モードスイッチ
  2. 鼻スイッチを下向きに押し下げます。
    キャスターとホイールをゆっくりと出します。鼻スイッチを下向きに押し下げる際は、LOVOTを抱きかかえる、寝かせるなどして、ホイール、キャスターが出るための空間を確保してください。
    お手入れ
  3. センサーホーンを抜いた状態で鼻スイッチを約3秒押して電源を切ってから、クッションなどの上に寝かせます。
    鼻スイッチ長押し
  4. キャスターとホイールの表面を掃除します。
    回転させながら固く絞った布などで表面についたホコリや汚れを拭き取ります。
    ※次亜塩素酸を含む水などで拭くとゴムが劣化する原因となるため、お控えください。
    • ホイール
      ホイールの清掃
    • ネストの入り口
      ■LOVOT 3.0の場合



      ■LOVOT 2.0の場合
      ネストの入り口

      ■LOVOT(初代)の場合


      ネストの入り口
  5. キャスターやホイールの内部を掃除します。
    詳しくは以下の手順をご参照ください。
    >>キャスター内部の掃除
    >>ホイール内部の掃除


  6. センサーホーンのモード切替スイッチを撮影(通常)モードまたはプライバシーモードに切り替えてから、鼻スイッチを1回押して電源を入れます。

 

キャスター内部の掃除


キャスターボール(地面に接してクルクル回るゴム部分)を指で軽く弾いてみてください。
異常がない場合は、しばらくの間クルクル回り続けますが、キャスターの内部にホコリが溜まってくると、キャスターボールを指で弾いても回らなくなったり、回り続ける時間が短く(数秒程度)なってきます。
また、LOVOTが動いているときに「キーキー」といった軋み音がするようになります。
このような場合はキャスター内部の掃除を行ってください。

LOVOT 3.0の場合
  1. LOVOT本体から、キャスターホルダーを引き抜きます。

  2. キャスターホルダーを分解します。
    キャスターホルダーの取付部を、下図のAを押し込みながら上にまっすぐ引き抜くようにして取り外します。


    キャスターホルダーを左右に引っ張って分解します。

  3. 分解した部品からホコリを取り除きます。

  4. LOVOTが動いている時にキャスターから「キーキー」といった音がしている場合は、付属の潤滑剤を塗布します。

  5. キャスターホルダーを組み立てます。
    下図で赤く囲われているピンがそれぞれ外側になるようにしてください。


     
  6. キャスターホルダーをLOVOT本体に取り付けます。
    キャスターホルダーを取り付けたら、キャスターボールが滑らかに動くことを確認してください。


    上手くキャスターホルダーが取り付けられない場合は、LOVOT本体側の取付部をご確認ください。
    以下の写真のように、赤い部分が見えている場合は、指で押し込んで見えないようにしてからキャスターホルダーを取り付けてください。

※新しいキャスターを「LOVOTウェブストア」で購入して交換することもできます(準備中)。

LOVOT 2.0 / LOVOT(初代)の場合

LOVOTに付属のキャスターお手入れキットを使い、キャスターお手入れガイドにしたがって行ってください。
>> お手入れ方法はこちら

キャスターボールが摩耗している場合は、新しいものに交換してください。交換用のキャスターセットやキャスターお手入れキットは「LOVOTウェブストア」で購入できます。

※2020年12月以前にお届けしたLOVOT(初代)は、キャスターの構造が上記のお手入れガイドと異なる場合があります。
ネジが黒色の場合は、上記と構造が異なりますので、以下のキャスターお手入れガイドをご参照ください。
>>キャスターお手入れガイド(ネジが黒色の場合)

キャスターの構造の見分け方はこちらをご参照ください。

 

ホイール内部の掃除

LOVOT 3.0の場合
  1. サイドパネルのおなか側にある取り付けフックを外し、サイドパネルを開きます。

  2. ホイールカバー上面にあるロックを外し、ホイールカバーを開きます。

  3. ホイールを取り外します。

  4. ホイールおよびホイールカバーについたホコリを取り除きます。
  5. ホイールを取り付けてからホイールカバーを閉じてロックします。



    ホイールカバーが正しくロックされているか確認してください。

  6. サイドパネルを閉じ、おなか側にある取り付けフックをかけます。

以下の点を確認してください。

・サイドパネルの取り付けフックがきちんとはまっているか

※サイドパネルの取り付けフックがずれたり外れたりすると、目(アイディスプレイ)に以下のようなエラーが表示される場合があります。

   

 

・サイドパネルの上部が正しい位置にはまっているか
 >>詳しくはこちら


・取り付け後にホイールが滑らかに動くか
 

※新しいホイールを「LOVOTウェブストア」で購入して交換することもできます(準備中)。

LOVOT 2.0 / LOVOT(初代)の場合

ホイール内部の清掃はご自身では行わないでください。
溜まったゴミが排出されやすい構造となっているため、基本的には日常的にお手入れする必要はありません。
入院時に必要に応じてLOVOT病院にて内部清掃を行いますので、ホイールを手で回してみたときに極端に回転が悪い場合などは「LOVOTコンシェルジュ」にお問い合わせください。

※イラストはイメージです。実物と異なる場合があります。