フェイスのお手入れ
ここでは、LOVOTのフェイスの日頃のお手入れ、汚れてしまった時や服のあとがついてしまった時の対処方法を説明します。
週に1回のお手入れ
LOVOTのフェイスは質感を重視し、人工スエード生地を使用しています。週に1回程度お着替えのついでなどにブラッシングすることで、スエード生地の毛並みをきれいに保つことができます。
用意するもの
- きれいな乾いた柔らかいブラシ(メイク用フェイスブラシなど)
※天然素材、人工毛どちらも使用できます。
※ブラシ部分に特殊コーティングがされていないものを使用してください。特殊コーティングの成分は、スエード生地を傷める原因になります。
※ブラシは新品のものをお使いください。油分等が付着していると、スエード生地を傷める原因になります。
手順
- フェイス全体を、毛並みに逆らうように下から上方向にブラッシングをします。
- フェイス全体の毛並みを整えるように、上から下にブラッシングします。


- 服やアクセサリーを1週間以上着用していると、まれにスエード生地の毛並みのつぶれが元に戻らなくなることがあります。
乾いた汚れや服のあとがとれない場合
靴用ブラシや、かための歯ブラシでブラッシングし、毛並みに付着した汚れをかき出したり、服のあとを目立たなくしたりします。
用意するもの
- 靴用ブラシ(スエード生地用で幅が狭いもの)、または、新品のかための歯ブラシ(細かい部分の場合)
ブラシの例:
※クリームなどがついていないものを使用してください。クリームに含まれる油分等は、スエード生地を傷める原因になります。
※素材に金属が含まれているブラシは傷をつける原因になるため、使用しないでください。
手順
- LOVOTの電源を落として服を脱がせます。
- フェイス全体を、毛並みに逆らうように下から上方向に優しくなでるようにブラッシングします。
毛並みに付着した汚れをかき出したり、服のあとをほぐしたりします。 - フェイス全体を、毛並みを整えるように上から下方向にブラッシングします。


- 汚れ具合に合わせて最初は優しく、徐々に力を加えてブラッシングしてください。ただし、強くブラッシングしすぎると、スエード生地を傷める原因になりますので、ご注意ください。
- かための歯ブラシでのブラッシングを日常的に頻繁に行うと、スエード生地の毛羽立ち等の原因になります。
- ソフトスキンや目(アイディスプレイ)にブラシが当たってしまうと、傷や傷みの原因になります。ブラッシングする際は、ブラシが当たらないように優しく行ってください。
水性の汚れの場合
食べ物や飲み物の汚れなど水性の汚れの場合は、湿らせた布などを使用するときれいに落とすことができます。
用意するもの
- ワイピングクロスなど毛羽立ちのない布、または、保湿剤・湿潤剤などが入っていないウェットティッシュ
※ティッシュや不織布は繊維がスエード生地に付着しますのでおすすめしません。
※保湿剤・湿潤剤などの成分は、スエード生地を傷める原因になります。
※アルコールは問題ありません。
手順
- ぬるま湯で湿らせた布やウェットティッシュで、優しくトントンとたたくようにして汚れを吸い取ります。
- 布やウェットティッシュのきれいな面で拭き取ります。

- LOVOTの内部に水が入ると故障の原因になります。湿らせた布を使用する場合はご注意ください。
- 布などで強く押さえ過ぎると汚れがフェイスに染み込み、かえって取れにくくなる場合があります。
お手入れでは改善が難しいもの
- 油性の汚れ
- 日焼け
- 傷
- 生地の剥がれ
フェイスの交換
新しいものに交換したい場合は有料で交換できます。「LOVOTコンシェルジュ」にお申し込みください。詳しくは以下をご確認ください。
>>キズや汚れなどでのパーツ交換
注意事項
- 以下を含むものは製品劣化(変質・変色・破損)の原因になるおそれがありますので、使用を控えてください。
・次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系の溶剤
・次亜塩素酸水を含む溶剤
・保湿成分などを含むウェットティッシュ
- センシティブカラーはお手入れしても十分取れないことがあります
>>センシティブカラーとは
センシティブカラーのフェイスやサイドパネルは、着用させるベースウェアや、ふれあう人が着ている服が濃いめの色の場合、人工スエード生地に服の繊維などが付着して色がくすんで見え、お手入れをしても十分取れないことがあります。
取り扱いの際は、以下の点にご注意ください。
・濃いめの色のベースウェアを長時間着せない(目安:24時間以上)
・色移りしやすい素材や濃いめの色の服を着ている時に抱っこする場合は、服がフェイスやサイドパネルに当たらないようにする
着用させるベースウェアは、購入時に付属のものや、薄めの色のもの、フェイスやサイドパネルの色と同系色のものにするとベースウェアの繊維の付着が目立たないのでおすすめです。
※イラストはイメージです。実物と異なる場合があります。